東京大塚にある「大塚うなぎ宮川」を訪れてきました。明治40年創業の歴史あるお店で共水うなぎを扱うのが特徴。しかもその共水うなぎを静岡県有東木のこだわりの本わさびで食べることができるということで、これは他のお店ではなかなか味わえない体験です。果たして一体どんな味なのでしょうか。
大塚でうなぎ、弁当のテイクアウト・デリバリー・出前|大塚うなぎ 宮川
https://www.unagi-otsukamiyagawa.com/
場所は「東京都豊島区南大塚1丁目53-5」。JR大塚駅から徒歩5分ほどです。ちなみに近くに名前の似た鰻屋さんもあるので、間違えないように。
店内は広々としていて、宴会ができるような中程度の席もあるようでした。予約をして行ったところ、テーブル席のはずがいっぱいとのことで座敷を使わせてもらいました。落ち着いた良い部屋で旅館のようです。
とりあえずお目当ての共水うなぎをチェック。共水うなぎはあらかじめ電話注文してからお店にやってきました。なお、肝吸いは別売なのでこちらも併せて注文します。
値段は張りますがこの日はどうしても肝焼きとヒレ焼きが食べたかったので、こちらも事前予約済。特に肝焼きは人気で売切れることもあるそうなので、電話注文の際に必ず予約しておきましょう。
まずやってきたのは肝焼き(1,210円)。少々値段はお高い感じはしますが、けっこう大き目なので納得。
甘みも塩もどちらも濃い目のタレが肝のほろ苦さと合わさってたまりません。脂の乗った濃厚な味わい。そしてこの味をこの量で食べられるのはかなり嬉しい。ケチってビールを注文をしなかったのが悔やまれます。もう一気に食べてしまいました
ヒレ焼きも登場(880円)。一体どれくらいのヒレが巻き付けてあるのだろうというくらい極太。
食べ応えバッチリで追加したいくらい……既にかなり満足
さて、ここで共水うなぎ並(5,400円)が到着。ついでに肝吸い(385円)も。使い切るのは難しいほどに立派な本わさびの存在感が気持ちを盛り立ててくれます
飴色に輝くこの鰻。並で1尾分ですが、ボリューム抜群。
どっしりと肉厚な身は弾力がありながらもほろほろと柔らかく、身はジューシーに仕上がっております。タレの味は甘みも塩気も強くやや濃い感じがしますが、そこは共水鰻のならではのこってりとした脂が負けていない印象。
お待ちかねの本わさびを使ってみることに。すり方が合っているのかわかりませんが、とりあえずこんな感じ。
本わさびはさっぱりとした辛味で新鮮味のある風味が鰻に合っているように感じました。ただ、食べ慣れていないこともあり、初めての体験としては感動よりも驚きが勝っている感じ
例によって例のごとく最後は漬物でご飯を締めます。ぬか漬けの良い風味が感じられて、満ち足りた気持ちになります
ちなみに他のメニューはこんな感じ。格式あるお店ということもあり、ドリンクは少々お高め。
こだわりの日本酒も揃っています
1・2月のおつまみです。季節によって変わるようです
特別うな重メニューには白焼きもついた紅白重や白焼き重もあります
ランチはひつまぶしも味わえます
会席料理は8800円から
通販サイトも利用できるとのこと。ふむふむ
鰻の調理体験をすることもできるそうです。
驚きが感動に変わるのか、共水うなぎと本わさびのコラボはまた試してみたいです。