北新地は高級店が並ぶ大阪を代表する繁華街で、そこにお店を構えるのが「ふくのや」です。日本料理「かが万」の系列の本格割烹のお店ですが、お昼はお手頃に関東風の鰻が楽しめる店としても知られています。本格日本料理店で食べる鰻はまた格別だろう、ということで訪れてみることにしました。
割烹 ふくのや | 店舗のご案内 | 日本料理 かが万グループ
https://www.kagaman.co.jp/shop/fukunoya/
お店は「大阪府大阪市北区曾根崎新地1丁目1−11 北陽ビル」で北新地駅から徒歩5分ほど。この界隈は夜の高級な飲み屋街でちょっと敷居が高い空気がありますが、昼なら気軽に散策できます
本日の鰻は愛知県産とのこと
平日の開店直後に訪れたところ、予約なしでも席につくことができました。カウンターがもう「良いお店」って感じで、ちょっと緊張します
メニューはこんな感じ。「うなたま丼(2,500円)」が人気との情報を得ていたので、今回はこちらを注文。瓶ビールは800円と割と良心的
カウンターからは調理しているところが良く見えてたのしめます。奥の焼場で鰻が焼かれているところ。良い匂いが漂ってきます。素焼き、蒸した鰻を注文が入ってからタレを付けて焼いていっているようでした
待つこと20分ほどで着重。丼メニューでしたがお重での提供。赤だし、おからの一品、そして奈良漬けとすぐき漬が付いています。
それにしても鮮やかな卵の色がよく映える綺麗な見た目で、さすが日本料理店という感じです
それではいただきます!蒸された鰻は脂が落とされてかなりあっさりとした仕上がり。関東風らしくタレは上品で甘さも辛さも控えめのあっさり。ご飯にもタレはかかっていますが、非常にあっさりとした味でくどさがなくするすると白飯が進む
卵は鰻の仕上がりに合わせて焼かれており、ふわふわのアツアツ!卵好きにはたまりません
尻尾の部分は身がギュッと引き締まっていて良い食べ応え
そして最後はこの大き目の奈良漬けで鰻のタレを洗い流しつつご飯をかきこんでフィニッシュ。日本料理ならではの見た目の美しさと繊細な味付けの鰻を楽しめて満足。ごちそうさまでした。