創業昭和23年のうなぎ専門店が小石川にある「わたべ」です。厳選した脂が多く太めの鰻を、仕入れたその日に大きさを合わせて捌き、丁寧に串を打ち、炭火で下焼きをし、お茶の葉を入れた蒸し器でじっくり蒸し、当時から同じ材料で作ったタレを70余年継ぎ足しし、キリっとした関東風のタレを肉厚うなぎに纏わせ高火力の備長炭で焼き上げているとのこと。東京のお店でありながら地焼きも滅法旨いと評判のお店で、何とか予約が取れたので味を確かめにいってきました。
東京都文京区小石川のうなぎ料理専門店「わたべ」|Japanese Eel Restaurant Watabe
https://unagiyawatabe.com/
お店は「東京都文京区小石川1-9-14」で春日駅から徒歩1分ほど。予約をしようとお店に電話をしたところ平日の昼間なら何とか空いているとのことで、滑り込みました。ちなみに地焼きは予約時に注文しておかないと食べられないようです
料亭のように綺麗なお店で靴を脱いで座敷にあがります。席はこんな感じ。相席となりますが、部屋も広く机も広いので特に気になりません
今回はうな重の上(4,400円)の地焼きをあらかじめ予約していました。このお店のメニューで気になるのは白焼きと蒲焼の両方がたのしめる「えんま重」でよくメディアにも取り上げられており、注文時に迷いました。しかし、地焼きがどうしても気になって次回の宿題とします
瓶ビールは中瓶が800円。まぁまぁ良心的
テイクアウトも対応しています
ということで、着重。予約をしておくとほとんど待つことなく提供されます。タレがたっぷりとかけられ、なんともそそるビジュアル
めちゃくちゃ肉厚な鰻です。上サイズでこれほど太い鰻が出てくるお店は珍しいのではないでしょうか
では実食!皮はパリッ、身はふわっとジューシー。地焼きの焼きたてならではのアツアツ感がたまりません。とにかく熱い!しかし、この熱で高められた鰻の旨味がなんとも言えません。タレは関東風のキリっと醤油の立ったすっきり味で、心地良い風味が鰻に乗っています。分厚い身は食べ応え十分で満足感は抜群。アツアツながら身だけ一気に食べきってしまいました。
肝吸いの肝はかなり大きなサイズ。あぁ、出汁が染みます
最後は漬物でタレのかかったご飯をかきこんでフィニッシュ。予約はなかなか取れませんが、またぜひ訪れてみたいお店です。