創業100年を超す堺筋本町「吉寅」の上質な空間で鰻丼定食を食べてきた

大阪

大阪にある創業大正12年の老舗が「吉寅」です。お店はオフィスが立ち並ぶ堺筋本町に位置し、都会の喧騒の中でも和風の静かな佇まいが上質な空気をつくりだしており、接待で使用されれることも多いようです。ふっくらとしたトロトロの関東風鰻が食べられるとのことで、訪れてみることにしました。

吉寅 (よしとら) – 堺筋本町/うなぎ | 食べログ
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270106/27001073/

場所は「大阪府大阪市中央区備後町1-6-6」で、堺筋本町駅から徒歩10分ほど。この奥の細道の先においしい鰻があるはず

開店直後に入店したところ運よく席が空いていました。他の席はほとんど予約で埋まっているよう。坪庭の望める落ち着いた空間です。待っている間にスーツを来たサラリーマンがぞろぞろと入ってきていました。接待利用も多いようです

鰻定食と鰻丼定食(5,940円)があり、違いは蒲焼がご飯と別になっているかご飯に乗っているかだそうです。ちなみにビールは中瓶が660円と、けっこう良心的な値段

日本酒なども揃っています

待つこと7分ほどで着丼!早く提供するためでしょうか、恐らくあらかじめ焼いて蒸してあるのでしょう。かなり大きくふっくらとしている鰻です。なお、デフォルトで付いている肝吸いはお吸い物か赤だしかを選択可能。今回は赤だしを選択してみました。

今回は鹿児島産の鰻とのこと。でっぷりとして風格すら漂う鰻です

それではいただきます!関東風の蒸した鰻と聞いていましたが、持ち上げてみても崩れることがない割と硬めの質感。実際、食感は弾力が強めでモチモチさが強く感じられました。蒸しは弱めなのでしょうか。鰻は相当大きいにも関わらずしっかりと中まで熱が入っています。脂の風味は弱くクセの無い食べやすい味。甘さ控えめのタレと相まって上品な風味になっています。ご飯はかなり柔らかめ

赤だしの肝吸いは初めてでしたが、肝がだしに負けることなくしっかりと味わえました。最後に少しくる肝の程よい苦みを良い感じで洗い流してくれます

漬物はあっさりとした味。夏にはこのきゅうりがまたたまりません。ご飯をかきこんでフィニッシュ。ごちそうさまでした。

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