大阪でもしかしたら最もふわふわな鰻ではないかという噂のお店が「江戸前うなぎ あさず」です。住吉の閑静な住宅街の側にあり、江戸前うなぎが提供されています。鰻は徳島県産のものを使用しており、脂が非常に良いのだとか。その味を確かめに行ってきました。
大阪市住吉区|江戸前うなぎ あさずの公式ホームページ
https://www.edomaeunagi-asazu.com/
6月なのにとても暑い。でも暑い日ほど鰻がうまい。ということでやってきたのは「大阪府大阪市住吉区万代6-18-2」にある「あさず」。住吉東駅から徒歩7分ほど。
前日に予約をしたのですが、この時期にも関わらず何とか席をゲット。カウンターとテーブルが2席、奥には座敷もありました。
今回はうな重の上を注文(税込5,500円)。ひつまぶしもそそられます
ビール中瓶は660円とかなり良心的
白焼きや肝焼きなどもあります
カウンターからは焼場が見えます。あらかじめ白焼きした鰻を蒸して置いているようです。それを注文が入ってからタレを付けて炭で焼き上げていきます。
店内に流れるジャズを聴きながらビールちびちび飲み、待つこと7分ほどで着重。肝吸いと漬物がついています。そして山椒も。青々としていかにもうまそう。
焦げも無い綺麗な焼き上がりで見た目がまずそそります。サイズは4.5Pぐらい。
箸で持ち上げると崩れそうなほどにやらかい。では、いただきます!噂通りかなりやらかくふっくら。相当蒸しが強く入っているよう。確かに大阪で食べてきた鰻の中では一番ふわふわかも。しかし脂は落とされ過ぎることなく、ゼラチンの旨味がしっかりと感じられます。タレは甘すぎず良い塩梅。ご飯は少し硬めでタレをかけて食べる鰻丼にちょうどよい具合に感じました
肝は少し苦みが感じられますが、そこまで気にはならない程度
山椒は和歌山の有田の新山椒。香りが強く爽やかな風味が鰻を盛り立てます。本来、山椒はご飯にはかけるというのを聞いたことがありますが、鰻にかけるのがやはり旨いのではないでしょうか。ということで、一気に鰻とご飯をかきこんでフィニッシュ。ごちそうさまでした。