めちゃくちゃ鰻がはみ出ているはみだし重を寺田町「舟屋」で食べてきた

大阪

大阪寺田町の駅前には創業80余年の「舟屋」があります。国産鰻を使い、腹開きで蒸しありという関東風と関西風のハイブリッドな方法で調理されているのが特徴です。しかも値段は他のお店と比べて割とリーズナブルな設定となっており、庶民の強い味方で人気も抜群。これは食べにいってみるしかないと、お店を訪れてみることにしました。

うなぎの舟屋 | 大阪・寺田町
https://www.funaya.co.jp/

夏の日差しが痛いほどの日ですが、こんな日ほどお店で鰻が食べたくなるもの。ということで「大阪市生野区生野西2-1-34」にある舟屋に到着。予約は基本的にとっていないようで、店の前に設置してある表に名前を書いていくシステム。11時30分に開店で、この日は10時40分頃に訪れたところ既に4組ほどが記名済みでした。しかももう並んでいる人も何名か……かなりの猛者です。本来は11時30分に開店し、そのタイミングで名前を呼ばれ、その場にいないとキャンセル扱いとなるシステムだとか。

一旦、記名した後にお店を離れ11時10分ごろにお店に戻ってきたところ、既にお店が開いていました!いない間に一度名前を呼ばれていたようですが、お店に聞いてみると中に入れてもらえました。ありがたや……。暑いためか少し早めにお店を開けられているのでしょう。そして、11時30分になると注文を聞いてもらえるとのこと。それにしてもこの庶民的な雰囲気が何とも居心地よい。

まずはメニューから。大阪といえばこのまむし丼。めちゃくちゃ安い。

うな重はこんな感じ。大サイズの鰻1尾で4,590円はなかなかありません。本当に安い。事前に調べていたところ、この「はみだし重」(6,190円)が人気らしい。これを今回は目当てにやってきました。

ひつまぶしや定食のラインナップも充実

持ち帰りメニューもあります

一品はうまきやうざくなど基本的なものが中心

さて、注文してから待つこと40分ほどで着重。たしかになんかはみ出しています

パカッ。おぉ、確かにすごいビジュアル。そして、蒲焼にわさびは珍しい。しかし映えますね

鰻はかなり大きく分厚い。備長炭で焼き上げられているそう

それではいただきます!まずタレの味がガツンときます。塩味が濃くかなり辛めのタレです。丁度良い硬さの米にもけっこう多めにかけられています。夏に汗をかいた後に食べるにはピッタリかも。ということで、土用の丑の日にはぜひおすすめ。鰻は外は適度にパリっと、中はそこそこ柔らか。そして脂が強くわさびが良く合います。これは大きめサイズの鰻で1匹半くらいの分量はあるのでしょうか、かなりのボリュームです。食べても食べても減りません。そしてご飯も多め。男性でもこの分量なら十分満足できそう。

うな重には肝吸いがデフォルトで付いています。オーソドックスな味わい

漬物は糠の風味も残っていて良い香りがします。この漬物でご飯をかきこんでフィニッシュ。とてつもない満腹感。

土用の丑の日も近いためか、外に出ると長蛇の列ができていました。すんなりと入るためには開店前に来ておくのが良さそう

ちなみに焼いているところも見えます。並んでいる時にこれを見せられたら食欲が刺激されてたまらないだろうな、と妄想しながら店を後にしました。

タイトルとURLをコピーしました