京都嵐山の名店「廣川」で江戸前ふわふわの鰻を食べてきました

京都

これからやってくる猛暑を猛暑を乗り切るためには鰻を食べるしかないだろう……常識的に考えて、ということで京都嵐山にある「廣川」に行ってきました。創業は1967年で、関西の店ながら背開きで蒸しを入れる江戸前の鰻が食べられるお店です。初夏の嵐山の澄んだ空気に触れながら、ふっくらとした鰻を堪能してきました。

【公式】嵯峨嵐山 うなぎ屋 廣川
https://unagi-hirokawa.jp/

入り口はこんな感じ。京都の宮大工による技の粋を凝らした木造建築の店舗になっているそう。

完全予約制になっているのであらかじめ予約して来店。

予約は一手間かかりますが待つことが無いのはありがたい

席は1階と2階があります。1階からは庭の景色を見ることができます。緑に癒されながらはやる気持ちをじっくりと落ち着かせます

厳選した国産鰻を長年継ぎ足しの秘伝のタレと最高の紀州備長炭で焼き上げているそうで、説明文を読むだけでヨダレが出そうなほどそそられます

メニューはこんな感じ。定食やコースもあります

単品メニューもあります

ということで着丼。大体20分程待った感じ。今回は「上うな重」(税抜5400円)とせっかくなので「きも入り吸い物」(税抜500円)を注文しました。この漆塗りの器が高級感たっぷりでドキドキ感を加速してきます

開封の儀、やっとご対面。ふわりとやってきて鼻孔をくすぐる鰻の脂を備長炭での香りをブレンドして焼きあがったタレの芳醇なこの香り……たまりません。

肉厚でいかにも食べ応えがありそう

お分かりいただけるだろうか……持ち上げると箸が柔らかい肉の中にふわっと埋め込まれていきます。崩れそうで崩れない、それでいて箸を飲むほどに柔らかい絶妙の焼き加減。

タレは甘さ控えめで鰻の風味がよく感じられます。身は見た目通り柔らかくほろほろと口の中で溶けるようにほぐれ、鰻の旨味が一気に広がっていく感じ。ご飯と食べるのも良いですが、身があまりにも食べ応えあるので一気に身だけペロリと平らげてしまいました

残ったご飯をどうするかという問題がありますが、もちろん心配無用。鰻の旨味たっぷりのタレがかかっていますし、さらには自家製の漬物があっさりとした味付けで濃い鰻の味を上手くいなしてくれるので、ご飯がするすると進みます。いや、もうあっという間に完食です。

ちなみに飲み物のメニューはこんな感じ

景色も空気も良い京都嵐山で絶品の鰻を味わえるので、機会があればぜひ訪れてみてほしいです。

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