創業300年の高麗橋「本家柴藤」で上方焼鰻の大阪まむしを食べてきた

大阪

創業300年の老舗鰻屋「本家柴藤」は熱々のご飯の間で鰻を蒸す「間蒸し」を考案したお店として知られています。本家本元のまむしの味はどのようなものか、上方焼鰻の真骨頂を味わいにいってきました。

うなぎ,創業約300年 大阪鰻の老舗 十五代目本家柴藤
http://www.shibato.net/

梅雨の雨を傘に受けながらテクテクと向かった場所は「大阪市中央区高麗橋2-5-2」。淀屋橋駅から徒歩5分ほどにお店はあります

予約をしていきました。こちらは2階の席で綺麗なテーブル席

目当てはこちらの大阪まむし。ご飯とご飯の間にも鰻が入っているのが特徴。今回は桜(税込7,450円)を注文しました。ご飯の大盛やおかわりが可能です

なお、値段の違いは大きさだけで、桜は1匹と1/5匹となります。この分量で7000円台だと少し強気な設定

ただ、この日は半助大根という焼き上がった鰻の頭を使った料理が無料で付いてくるとのことで、イーブンとしておきます

待つこと20分ほどで着重。備長炭で焼き上げているようですが、焦げがない綺麗な焼き上がり。

この鰻は鹿児島県産だそうです

では実食!表面は少しパリッと皮目の辺りは地焼きにしてはもっちりとした弾力が強めの食感。脂の風味はあっさりとしていて結構上品な味。大阪の地焼きといえば「魚伊」も老舗で有名ですが、同じような食感なので上方焼鰻はこういうものなのかも。タレは甘さも辛さもクセが無くすっきりとした軽やかな風味。

そして食べ進めると!これですこれ。ご飯の間に隠れた鰻が現れました。この驚きとうれしさが上方のエンターテインメント。このまむしは左右に一切れずつ入っているのですが、最初に食べた方は時間がまだ経っていないせいであまり熱がとおっていなかったですが、左の方は良い感じに蒸されてあつあつホクホクの味をたのしむことができました。食べ方としてはまずは上に乗っている鰻を全部食べ切ってから、まむし鰻にゆっくりと向かうのがいいのかも

肝吸いはデフォルトで付いてきます。やはりあるのと無いのとでは全然雰囲気が違います

そしてこれが半助大根。はじめて食べたのですが焼いた鰻の香ばしさがほんのりと乗っていてなかなかおもしろい味。無料なのでお得感は満載。

お腹も膨れて満腹。熱いお茶をすすりながらメニューを眺めます。ビール中瓶780円はふつうのお値段。赤星があるのはうれしい

やはり鰻といえば日本酒。熱燗は菊正宗

なお、日本酒には骨せんべいが無料で付いてきます

ひつまむしも食べられます。他のお客さんはひつまむしを注文している人もちらほら。

超ウルトラまむしは鰻が2匹半

いろいろなメニューを楽しみたい場合には定食メニューもありかも

鰻屋にしては選択肢がけっこう多めです

値段は高くなりますが鰻を食べ尽くすコースもあり

一品メニューはこんな感じ

肝焼きがめちゃくちゃ気になりましたが2,880円という値段で今回は泣く泣く断念。いつか食べてみたいです。ごちそうさまでした。

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