大阪高槻にある「旬菜旬魚きくの」は、店主が滋賀県の老舗川魚料理店「ちか定」や近江八幡の懐石料理「煌」で修業されたのちにオープンされた料理店。ランチメニューは鰻重とひつまぶしのみで、その鰻は炭火で関西風に焼き上げた「最香」の鰻とのこと。これは食べてみるしかないと訪れてみることにしました。
旬菜旬魚 きくの | プライベート空間、季節彩る旬食材。高槻で寛げるひと時を・・・
https://kikuno7.com/
場所は「大阪府高槻市城北町2丁目10−9 高田ビル 2F」で阪急高槻市駅から徒歩3分ほど。店の前には既に鰻を焼く良い香りが漂っています
2名で予約したところ個室を用意してもらえました。最大60名での利用もできるお店らしく、けっこうな大店です
ランチは鰻重とひつまぶしがメイン。
ドリンクメニューはこんな感じ。ビール中瓶は800円。
待つこと10分ほどで着重!時間的に、ある程度は焼き置きなのかも知れません。手前が「鰻重 花」(4,590円)、奥側が「ひつまぶし 桐」(4,700円)です。どちらも鰻1尾を使用したサイズ。真ん中の白焼き(2,300円)は鰻1/2尾となります。蓋を開けた瞬間の鰻の香りが何とも言えず至福の瞬間……
それはいただきます。白焼きは食べてみると焼いてから少し時間が経っているようにも感じましたが、パリッとした食感で素朴な味わいを楽しむことができました。山椒、ワサビ、ネギなど付いている薬味がめちゃくちゃ合う
さて、鰻重は蒲焼の焼き目は地焼きながら非常に綺麗。ご飯にはタレが万遍なくまぶしてあります
ではいただきます!割と大き目の鰻ですが焼き具合が絶妙で脂をしっかりと感じながらもくどさがありません。とろける脂が存分に味わえます。タレは関西らしく少し甘めですが、地焼きの鰻にはやっぱりこの手のタレが合うように感じます。ちなみに本日の鰻は三重県産とのこと
肝吸いも付いています。事前に調べたところ肝は二つ入っているとの情報も見ましたが、今回は一つのみ。肝は軽く炙って香ばしさを出すという一手間。「最香」を掲げるお店だけあって、良い香り、そして風味を十分に楽しめます
もちろん山椒の香りも非常に強く爽やか。これ、タレのまぶしてあるご飯にかけるとめちゃくちゃ合う。タレの甘みと共に香り豊かな山椒の風味でご飯がぐいぐい進みます
この漬物がまた爽やかさで上手く料理をサポート。最後は一気にご飯をかきこんでフィニッシュ。
ちなみに、ひつまぶしを出汁と薬味をかけて美味そうに食べる姿にそそられたので、次はそちらをチョイスしてみたいかもです。