昭和50年創業の八尾「ごかせ川」で驚くほどふっくらな地焼鰻を食べてきた

大阪

昭和50年創業の老舗で、備長炭で焼き上げた地焼き鰻を食べられるのが八尾にある「ごかせ川」です。ガラス越しに職人さんが鰻を焼いているところを見ることができ、ライブ感満載で人気のお店とのことで、ワクワクしながら訪れてきました。

大阪にある昭和50年創業の老舗うなぎ料理屋|うなぎづくし ごかせ川
https://www.gokasegawa.co.jp/

場所は「大阪府八尾市太田新町5丁目114」で、八尾南駅から徒歩20分ほど。まだまだ暑くこの時期は正直、歩いて行くことはおすすめしません。かと言ってバスを使っても最寄りのバス停から徒歩10分はかかるので、車が必須かも。ちなみに今回はあらかじめ予約して行きましたが、時期によっては予約不可のようなので、あらかじめお店に確認しておいた方が良さそうです

店内に入ってすぐに焼き場が目に飛び込んできます。豪快に備長炭で鰻を焼き上げる様子はなかなかの迫力

ということで席に着いて歩いてきた暑さを冷たいお茶を飲みながらまずは落ち着けます。そして注文。鰻のラインナップはうな重、うな丼、ひつまぶし。また、肝焼セットや川がに汁セットなど、かなりセットメニューが充実しています。

待つこと15分ほどで着重!今回は「うな重4/5尾(4,630円)」をチョイスしました

炭は火の調整が難しいと思うのですが、ムラなく焦げもなく綺麗な焼き上がりです。これぞ職人技!

では実食。地焼き鰻ながら持ちあげると身がホロホロとなるほどに柔らかくてびっくり。まるで蒸しているかのようです。食べた感じとしては、若干ごわつきが感じられますが、パリッとした皮とほくほくの身が地焼きらしい食べ応えを演出。タレは甘めですがそれに負けない肉厚鰻の風味が感じられます。

蒸したかのような身の柔らかさながら皮のパリッとした食感の秘訣は裏返せばわかるかも……と思いましたが、素人には特にわからず。とりあえず、食べ応えはバッチリです。ご飯には炊き込みご飯のようにタレが米にしっかりとまぶしてあるタイプで、ご飯のボリュームは多めに感じられました。鰻を食べ、ご飯を思う存分かきこむことができるのはありがたい

ここで「肝焼セット(840円)」が登場。思った以上に肝がゴロゴロと入っています。いわゆる一般的な肝焼きよりも弾力がかなり強く、味付けも甘みが強く感じれます。完全な酒のアテです

こちらは相方が注文した「川がに汁セット(700円)」。身はあまりありませんので、出汁を楽しむ感じのようでした。

最後は鰻で一気にご飯をかきこんでフィニッシュ。ここまで柔らかい地焼き鰻は唯一無二ではないでしょうか。なかなか新鮮な体験ができました。

さて、お腹も一杯になったので次の予習です。彩り三段重なる祝い事の際に食べるような豪華なコースがあります。

白焼きも余裕があればぜひ食べたいところ

すっぽん、てっちり、かにすきなど、鰻だけではないようです

飲み物はこんな感じ。ビール中瓶は690円。

日本酒や焼酎も種類が豊富

生産地が近いためカタシモワインもたのしむことができます

お持ち帰りメニューも完備

うなぎへのこだわりも読めば鰻がより旨く感じるはず

店の壁にはその他、天然鮎や天然うなぎのメニューもズラリ。チャンスがあれば天然うなぎにチャレンジしてみたい。

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