創業200年の一子相伝タレ&紀州備長炭の川越「小川菊」のうな重の味とは

埼玉

埼玉県川越には創業200年以上の名店「小川菊」があります。創業から受け継ぐ一子相伝の伝統のタレだけでなく、鰻はもちろん炭は紀州の備長炭を使用するというこだわりっぷり。これははるばる足を伸ばしてでも訪れてみたいということで、鰻真っ盛りの真夏にお店に行ってきました。

小川菊(おがきく)
https://www.ogakiku.com/

住所は「埼玉県川越市仲町3-22」です。川越駅から徒歩約20分程です。夏の暑い日には控え目に言って命に関わる距離です……タクシーを利用するのが一番ですが、歩く場合は日傘など熱中症対策が必須。夏以外だと川越の町並みをのんびり見ながら歩くのは気持ち良さそう

なお、席は電話予約も可能ですが、電話予約できないときは当日にお店の前に午前10時頃に予約パネルが設置されているのでそこで予約ができます。回転寿司屋のように、発券される予約票のQRコードからメール呼び出し登録ができるのが便利。電話予約ができなかったので、10時30分頃に訪れて予約しましたが、なんと番号は既に28番。元々人気店でさらにこの時期なのでかなり大繁盛しているよう。店員さんを見かけたので「何時ごろになりますか」と聞いたところ「12時30分頃です」とのこと。ということで近くの喫茶店で朝ご飯がてら時間を潰して訪れることに。

呼び出しシステムにメールが来たのが11時40分頃と、けっこう早いタイミングで呼び出しがありました。店内はこんな感じ。二階にも席はあるようですが、こちらは恐らく電話予約できた方が入ってそうでした。席はゆったりと利用できるよう、かなり人数を絞っている様子。くつろぎながら食べられるのはありがたいです

さて、メニューはこんな感じ。

暑いので飲み物ももちろん注文。汗だくで喉がからからです。ビールを注文すると骨せんが無料でついてくるのでポリポリやりながら気持ちを高めていきます

やってきました、特重(税込6250円)!着丼まで20分程。厚みのある鰻からは、紀州の備長炭と一子相伝のタレが合わさった香味が立ち昇ってきます。なお、付物、きも吸いはデフォルトでついてきます

到着した鰻はまず、秩父山系の伏流水を地下100メートルより汲み上げた井戸水で泳がせて落ち着かせま最高の状態の活鰻にしてあるそう

外はパリッと中はふわっと丁寧に調理されていて、タレもくどさが無く鰻の脂が主役の味。肉厚の鰻は食べ応え抜群で、箸が止まりません。夏の暑い日、汗だくの体にはこの味が骨の髄まで染みわたります。あっという間に鰻だけをペロリと平らげてしまいました。

ということで毎度の如く、お漬物でご飯をいただきます。こってりした鰻の後に漬物でさっぱりとしつつタレご飯を食べる時はまた至高の時間です。夏はきゅうりが旨い。

ちなみにコース料理もあります。鰻以外が無いのが何とも良い感じ。「鰻のあらい」が気になります

お持ち帰りメニューはこちら。

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