紀州備長炭と40年以上継ぎ足してきた秘伝タレを使い「特注活鰻」という素材を存分に活かした調理法で仕上げた鰻を食べられるのが四ツ木にある「魚政」です。鰻だけではなく水、米や山椒にまで強いこだわりがあり、多くのファンがいるお店ということで実際に味を確かめにいってきました。
東京で噂のうなぎ屋、美味しい鰻を食べるならうなぎ魚政(東京葛飾区四ツ木)
https://unagi-uomasa.jp/
場所は「東京都葛飾区東四つ木4-14-4」で四ツ木駅から徒歩3分ほど。静かな駅前に煌々とした明かりとともにオーラを放っているお店。ちなみに予約をしないと入れないくらい人気店で、インターネット予約のみとなっているので注意。
席は区切られたスペースで半個室というかんじ。メニューはネット予約時に済ませてあり、「国産ブランド鰻 特上」1(7,700円)と肝吸い(300円)を注文。
飲み物は中瓶が900円と相場より少々高めでしょうか
鰻ができあがるまでにまずは情報を吸収して期待を高めます。情報は最高のスパイス。40年以上継ぎ足しているタレに妄想が膨らみます
鰻は坂東太郎のようなブランドものから天然ものまで色々と扱われており、こだわりが半端ない感じがします。また、紀州備長炭のみで鰻の成分を逃がさずに焼き上げているとのことで期待できそう。なぜ炭を使うのかというと、鰻を焼いたときに炭に肉汁が落ち、それが蒸発してまた鰻に旨みを返すからだそう。ふむふむ
その他注意事項もちゃんと読んでおきます
まずはデフォルトでついてくる骨せんべい&肝わさ。骨のポリポリとした食感としょっぱさばビールに合う
肝わさにはたっぷりとわさびをつけていただきます。意外とあっさり味で食前に良いかんじ。これまたビールが進みます
ということで着重。高温で焼き上げた炭ならではのこの焦げ感がそそります
でっぷりとした良い鰻で脂がたっぷりと乗ってそう。やはり鰻はまず見た目でおいしいのがうれしい
カリッとした皮目と身のジューシーふっくらとお手本のような鰻。旨味が強く感じられますが、坂東太郎の強い旨味と恐らく炭を使った旨味の閉じ込め技術のなせる業なのでしょう。ボリュームも抜群で、「鰻食べてます!」というのを存分に感じ、満足感に浸りながら一気にフィニッシュ。
最後は鰻の脂をさっぱりとした漬物で洗い流して終了。色々と種類が豊富な漬物が嬉しい限り。