北九州市の小倉にある「田舎庵」は昭和元年創業の地焼き鰻が食べられるお店。2年程度ゆっくりと育てた鰻を使い、完全無添加の調味料を使ったタレで仕上げるこだわりの鰻料理が食べられます。普段は大阪の鰻ばかり食べているので、出張ついでに福岡の鰻を味わってみることにしました。
田舎庵 -北九州市小倉の鰻
https://inakaan.com/
場所は「福岡県北九州市小倉北区鍛冶町1-1-13」で、平和通という商店街の脇にあります。予約は不可ということで店に向かったところ、日曜日の夕方6時でしたが、既に行列ができていました

店の中にある帳簿に名前を書いて待つこと20分ほどで席に着くことができました。店内は広く清潔感あり。客層は年配の人が多く、韓国からのお客さんも多いように感じました。

早速メニューをチェック。福岡の鰻と言えばやはりせいろ蒸しが有名です。なので、一番上に記載されています。しかし、ここは正直、めちゃくちゃ迷いました。普段食べている大阪の地焼き鰻との違いを楽しみたいという思いもあり、一方で「せっかく福岡に来たのなら……」ということでせいろ蒸しも食べたいという思いも捨てきれず……

なお、肝焼きなど一品メニューもあります

ドリンクはこんな感じ。中瓶は680円と割と安い。さて、説明書きにはこの店では「鰻に火を食べさせる」というそうです。余分な脂を落としながらゆっくりと火を通していくそう。大阪には一気に焼き上げるような地焼き鰻の店もありますが、どんな違いがあるのか楽しみです

待つこと10分ほどで着重したのは「鰻重 竹(税込4,510円)」。肝吸いに漬物が付いています。やはりここは地焼きの鰻を食べてみることにしました。大阪の地焼きとの違いを楽しみたいというのと、やはりこの店こだわりの焼きの技術を一番シンプルに感じてみたいという思いからです。なお、ご飯大盛は無料なので、大盛にしました

おーこれが福岡の地焼き鰻か、感動です。使っている鰻はけっこうな肉厚。というのも自然に近い環境で2年ほどじっくりと育てられた鰻を使用しているかららしい。脂の乗りも質も良いのだそうです

では、いただきます!パリッ、フワッという食感より柔らかさと弾力の両方が感じられる食感。確かにじっくりと焼き上げられただけあって脂は適度に残り、しっかりと熱が通った分、旨味が閉じ込められています。30分程度かけて焼き上げているそう。タレは九州なので甘いのかと思いきや、かなりすっきりとしています。くどさもクセも無いやさしい風味。全体的に素材の旨さを引き出すことに重点が置かれているのがよく分かります。

こちらは肝吸い。肝も一手間加えてあるようなやさしい味

漬け物は逆に少し甘めです

北九州の鰻は初めて食べましたが、普段食べている鰻との違い、そんなに大きな違いではないのですが、そこを見つけるのがまた面白く楽しかったです。本場のせいろ蒸しは次回の宿題とします。
・お店情報
店名:田舎庵 小倉本店
住所:福岡県北九州市小倉北区鍛冶町1-1-13(Googleマップ)
電話:093-551-0851
営業時間:11:00 – 20:30
定休日:無休
焼き方:地焼き
お店HP:https://inakaan.com/

