炭火焼き地焼きの大阪「魚伊」で特上のうな丼を食べてきました

大阪

大阪にある慶応三年創業の「魚伊」は、大阪で最も有名な鰻店の一つ。全国各地から目利きした鰻を仕入れ、磨き抜かれた技術と備長炭を使用した「炭火焼き地焼き」による魚伊独特の味には多くのファンがいます。土用の丑の日に近い日には長蛇の列ができており入店を諦めていましたが、数日が経ち「そろそろ大丈夫だろう」ということでお店を訪れてきました。

大阪で老舗のうなぎ専門店 魚伊 | 炭火焼き地焼きの鰻の蒲焼き
https://www.sumiyaki-unagi.com/

場所は「大阪府大阪市旭区高殿4丁目8番10号」です。京阪関目駅から徒歩約15分。土用の丑の日も過ぎ平日の11時30頃ということもあり、列をなすほどではありませんでした。

それでもやはり大勢の客が入っており2階席への案内となりました。空いている時は焼場が見えるカウンター席なのですが、今回は残念。一つの長机に仕切りを立て二組で座る形式。この席では、相席の協力ということで次回ドリンク1杯無料券をGETできます。

ということでメニューはこちら。通はうな玉丼(1850円)を注文するらしい。コスパに厳しい大阪人も唸るお得メニューのようです。しかし私は鰻をがっつりと食べたいのでうな丼を注文することに。うな重の特上は丼になるという不思議な仕組み。

一品メニューも豊富にあります。懐が温かいときはお酒と一緒に白焼きなんかも注文したいところ

お持ち帰りメニューもあります

さて、待つこと5分ほどでうな丼(5200円)が着丼。注文から着丼までが超特急!さすがせっかちな商人の街、大阪。これぐらいスピーディーでないと大阪では受け入れられないのでしょうか。

焼き目が均等でなんとも美しい鰻です。備長炭の高温でまんべんに返しながら骨を焼ききりつつ、霧吹きで酒をかけ香ばしく焼き上げているそう

江戸焼きとは違った弾力のあるこの独特の噛み応え、これが関西の地焼きのだいご味。炭火の風味が香ばしくあっさり目のタレによく合います。蒸しの工程が無いのにしつこい脂っぽさが感じられないのは、やはり魚伊伝統の焼きの技術と備長炭の火力がなせる業なのでしょうか。ご馳走様でした。

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